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ニュースレター(HPV関連) (PDF:358KB)
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尖形コンジローマとは |
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尖形コンジローマはhumanpapillomavirus(HPV)性的接触感染によりイボのような症状が発生するウィルス性性感染症です。
HPVはヒトでは主に扁平上皮細胞に感染し、その場所は皮膚・口腔粘膜・性器粘膜等があげられます。ウィルスにはいろいろな型があり、特に16,18,31型は子宮頸がんになる危険性が高いとされています。
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どのようにして感染するの? |
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皮膚や粘膜に傷があると直接接触により侵入し、基底細胞に感染すると考えられています。下図参照
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どんな症状があるの? |
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感染後3ヵ月くらいで自覚症状としてイボが認識されます。
かゆみや性交時の痛み、出血を伴う場合があります。
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どうすればわかるの? |
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典型的な尖形コンジローマならば視診で十分診断可能です。また、細胞診の分野ではコイロサイトーシスとよばれる細胞の出現をみます。(表紙の細胞)
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どうすれば治るの? |
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早期発見によってイボを取り除く方法、又は抗がん剤の軟膏を塗布する方法があります。
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ご注意! |
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性交渉の若年化にともない、県下においてもかなりの感染があると推定されます。このウィルスに感染し影響を受けたと思われる異型扁平上皮細胞を目にする機会が多くなりました。
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HPV(ヒト・パピローマウィルス)は性交渉によりだれもが感染する可能性のあるごくありふれたウィルスです。
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ほとんどのHPVは、自然に消失しますが、一部の人には感染が持続することがあります。この持続感染が10年以上続くと、子宮頸がんになることがあるといわれています。持続感染が継続すると全感染者の約1%が子宮頸がんになる恐れがあります。
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HPVウィルスには多くの型があります。 |
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HPVはヒトでは主に扁平上皮細胞に感染し、その場所は皮膚・口腔粘膜・性器粘膜等があげられます。ウィルスにはいろいろな型があり、特に16,18,31型は子宮頸がんになる危険性が高いとされています。
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HPV感染が疑われ、異型細胞の出現が続くときは医療機関で定期的にフォローし経過を見守ります。
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