当協会のように自治体から委託を受けている検診機関は「がん検診」を日常の専門業務として行っています。このような検診機関は毎年の結果(受けられた方、精密検査を必要と判定した方や、がんが見つかった方の数など)である成績表をおおやけにするよう義務づけられています。よって、がん検診の精度を保つため、基準に合格した最新の装置の導入(認定)、スタッフの充実(資格、認定)、医師の確保(資格、認定)に力を入れています。
また、胃がん、乳がんや肺がんなどの画像診断においては、複数の医師による慎重な判定が行われています。また、すでに受診歴のある方については、保存されている画像とも比較し、判定がなされます。
●最新の機器の導入
最先端のマンモグラフィ装置、「アミュレットS」(富士フイルムメデイカル社製)が施設内に導入されました。
少ないX線でも、良い画像が得られるフラットパネル(直接変換方式)を装備しています。
より正確にがんの有無を判定できるものと期待しています。
読影はコンピューター支援診断装置付きビューアを用いた環境のもと、二名の認定医により、過去画像とも比較したうえ、実施しています。
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マンモビューア |
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●『マンモグラフィ施設画像認定(デジタル)でA認定を取得』
 当協会は、平成25年12月、日本乳がん検診精度管理中央機構による施設画像認定(デジタル)において、A認定を取得いたしました。
平成25年1月に新しいマンモグラフィ装置を導入し、新たなモニター診断法に基づく認定を目指し、技術の向上に取組んでまいりました。
この方法によるA認定は、最新かつ高機能の撮影・診断装置及び優れた撮影技術を必要とするもので、A認定を受けた施設は、全国的にも数えるほどしかなく、四国では初めてとなっております。
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当協会の取組みが高く評価されたことに感謝申し上げますとともに、一層の検診精度向上に努めてまいります。
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●各認定書(2019年2月時点)
・施設認定
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